ピアノ処分方法ガイド|業者別費用や無料引取のやり方を解説

時計アイコン 2022年05月19日(公開:2020年08月25日)
ピアノ処分方法ガイド|業者別費用や無料引取のやり方を解説

今回はこのようなピアノ処分の悩みを持った方向けの記事となっています。

 

初めてで初めてで処分方法や業者がわからない。

どのくらい費用がかかるかわからない。

手間がかかるイメージが有る

無料でピアノを引き取ってもらう方法はあるの?

買取は古くても大丈夫なの?

このような悩みを解決するため、全5パターンのピアノ処分方法&費用をご紹介しています。

その中から、最適なピアノ処分のおすすめ方法もご紹介しますので、是非ご参考にしてください。

 

 

ピアノの有料処分費用の平均は?

基本的にピアノの処分費用は有料になります。

ピアノ処分費用平均
電子ピアノ10,000円
アップライトピアノ30,000~55,000円
グランドピアノ 45,000~70,000円

ピアノは小型の家電などとは違い、お住いの自治体でゴミとして出そうとしても回収不可のところがほとんどです。ですので、業者に処分を依頼し、上記の処分費用が必要となります。

思った以上に金額がかかってしまうのが実情です。

 

 

ピアノ専門買取店に査定を出すことからスタートする

まず、結論から申し上げますと、自費で処分を行う前にピアノ買取専門店に査定に出すことです。

自分の持っているピアノは古いからと言ってすぐに諦めずに、一度、無料のピアノ査定に出してみましょう。現在は、多くの買取店でネットや電話でピアノの情報を伝えるだけで査定を行ってくれます。

ヤマハ、カワイであれば、購入より30年~40年のピアノでも値段が付く可能性が高いです。

ピアノ処分のおすすめの流れ

ピアノ買取店に査定を出してみても、値段が付かない場合に他の処分方法の選択に移るのが最もベストな流れと言えます。

要するに買取価格が付かないピアノは、無料での処分はほぼ不可能に近づきます

 

 

ピアノを処分できる5つの方法とかかる費用

ここからピアノの処分方法となる5つの方法をご紹介します。

ピアノ買取業者で処分する

自治体の粗大ごみで処分する

不用品回収業者で処分する

オークション、フリマサイトで処分する

友人、知人、親族に譲渡する

一つずつ解説していきます。

 

 

処分方法① ピアノ買取業者で処分する

ピアノ買取業者ですと、アップライトピアノ、グランドピアノ共に買取価格が付くピアノであれば、お金に替える事が可能です。

ピアノ買取業者の買取相場
アップライトピアノ10,000~500,000円
グランドピアノ50,000~1,000,000円

ピアノ買取業者はピアノを専門に取り扱っているので、搬出、運搬面においてもプロに仕事を任せることができるので安心です。

不用品回収業者さんで買取も行ってくれる業者さんもありますが、やはり買取価格の面においては、ピアノを専門としている買取業者の方が高く買い取ってくれることが多いです

 

古いピアノでも本当に買い取ってくれる?

【買取例】
モデル:ヤマハ U10A 1991年製
状態:傷有り、数年間調律を行っていない
⇒ 買取価格190,000円

上記のように古い、傷がある、一部音が出ない、調律を長年していないなどの場合でも、ヤマハ、カワイの3本ペダルのピアノであれば買取価格が付くケースがほとんどです。

以下の記事でヤマハ、カワイの買取価格を詳しく掲載していますので、是非ご参考にしてください。

ヤマハの買取価格・買取実績情報

カワイの買取価格・買取実績情報

国内メーカーではヤマハ、カワイの2大ブランド以外は買取価格が付かないケースが多いです。モデルにより異なるので一概には言い切れませんが、ディアパソン、アトラスなどは現状、買取価格が付きにくく、有料処分を考えておく必要があります。

 

ピアノ買取業者のメリット・デメリット

メリット:処分時の出費は無くなり、現金として戻ってくる。

デメリット:買取不可だった場合は引き取ってもらえない場合がある。

 

 

処分方法② 自治体の粗大ごみで処分する

基本的にほとんどの自治体でグランドピアノ、アップライトピアノは処理困難物として、粗大ごみとしての回収が不可能となっています。

 

各自治体のピアノ回収状況の一例

【大阪府大阪市】アップライトピアノ、グランドピアノ共に回収不可

引用元 大阪府大阪市公式サイト

大阪府大阪市の場合は、ピアノ処分に関して「メーカー・販売店・取扱店等に相談」となっています。

【東京都新宿区】アップライトピアノ、グランドピアノ共に回収不可

引用元 東京都新宿区公式サイト

一方、東京都新宿区の場合は「専門事業者をご紹介します。」となっています。このように各自治体により対応に違いがあります。

 

住んでいる自治体でピアノを粗大ゴミで出せるか確認する

一度、お住いの自治体でゴミ収集が可能か確認してみてください。ネットで「○○市 ピアノ ゴミ」と検索すると良いでしょう。

自治体によっては、相談窓口も開設されていますので、自治体指定の不用品回収業者を紹介してもらえる可能性もあります。

ピアノが粗大ごみとして出せない理由としては、ピアノ線を破砕できないことが大きいようです。

電子ピアノに関しては、殆どの自治体で回収可能で処分費用は1500円前後となっています。

 

粗大ごみのメリットとデメリット

メリット:自治体によるピアノ処分なので信頼できる。

デメリットグランドピアノ、アップライトピアノは自治体ではゴミ収集出来ないところがほとんどである。

 

 

処分方法③ 不用品回収業者で処分する

ピアノの処分は不用品回収業者もおすすめです。特に買取価格の付かないピアノとなると最も有効な手段でしょう。処分費用は以下の通りです。

不用品回収業者の処分費用
アップライトピアノ20,000~40,000円
グランドピアノ 40,000~60,000円

 

依頼する際の手順と注意事項

STEP①:お住いの自治体のHPに掲載されている「一般廃棄物収集運搬許可業者」を選ぶ。(自治体指定の業者がいなければ民間の不用品回収業者を探す)

STEP②:ピアノを処分したいと伝え、引取り日を決める。

STEP③:立ち合いしてピアノの処分完了

 

なるべく、自治体HPに掲載されている「一般廃棄物収集運搬許可業者」を利用される事をおすすめしています。

稀に悪徳業者も存在している背景があるからです。実際に回収に伺った日に見積もり以上の金額を高額請求されたと言う事例も国民生活センターに寄せられていますので注意しましょう。

「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、自治体の許可や法律で定められた様々な条件をクリアする必要があり、大変取得が困難な資格となっています。その分、信頼のおける不用品回収業者とも言えます。

 

ピアノを取り扱いできない業者もいるので注意

一般廃棄物収集運搬業許可を取得していても、ピアノを取り扱っていない業者もあります。いくつか電話をかけてみて、金額や引取りまでの流れを聞いて比較するのが良いでしょう。

 

不用品回収業者のメリットとデメリット

メリットピアノ以外にも不用品回収してもらいたい品物がある方は一気に処分が可能

デメリット稀に悪徳業者が存在するので、業者選びには注意が必要

 

 

処分方法④ オークション、フリマサイトで売却する

一例を挙げますと、ヤフオク、メルカリ、ラクマなどのオークションサイトになります。出品手数料等はかかりますが、現金に替える事ができる可能性もあります

ただ、オークション初心者にとっては難易度が高いため、あまりおすすめできないのが実情です。

ピアノ処分費用
グランドピアノ売却代金-(出品手数料+運送費)
アップライトピアノ売却代金-(出品手数料+運送費)

 

オークション・フリマの流れ

初めての方向けにオークションの簡単な流れを紹介します。

STEP①:オークション(フリマ)サイトへアカウント登録

STEP②:運送業者の選択、異常個所が無いかチェック、商品撮影、出品手続き

STEP③:入札検討者からの質問回答

STEP④:落札者との金銭の取引

STEP⑤:運送会社への発送手続き

 

上記のように作業項目が多いので、手間もかかります。

出荷後に商品のトラブルが出たりした場合は、全て個人で対応しなければいけません。また、ピアノはピアノ専門運送業者に運送を依頼する必要があります。落札者のエリアやご自宅の状況により運送料金も変動します。

このようにリスクも伴いますので、結果的に業者に頼んだ方が楽だった場合が多いのも事実です。

 

経験者やオークション代行業者に依頼するのがおすすめ

もし、オークション、フリマサイトで売却処分を検討しているのであれば、ご家族や友人で経験者がいないか探してみて、相談してみると良いでしょう。また、オークション代行サービス等の活用も有効です。

 

オークション、フリマのメリット・デメリット

メリット:うまくいけば高値で売却できる。

デメリット:運搬業者の選別、オークションの手続き、売却後トラブルなど、全て自分で処理しなければいけない。

 

 

 

処分方法⑤ 友人、知人、親族に譲渡する

最後にご紹介する処分方法は友人、知人、親族への譲渡です。

自分が大切に使ってきたピアノを知り合いや親戚に使ってもらえることは嬉しい事です。

信頼できる相手であれば、トラブルもなくピアノの譲渡が可能でしょう。ただ、知人であってもピアノの運送にはプロの業者さんが必要で、運送費が必要になります。また、譲渡する相手との距離も費用に関わってきます。当然、遠ければ費用は高くつきます。

運送費用一例
アップライトピアノ距離30キロ前後 20,000~30,000円
グランドピアノ距離30キロ前後 35,000~50,000円

友人、知人、親族に譲渡したい方は、お住いの地域でピアノの運送を専門としてる業者さんを検索してみましょう。

以下の記事で更に詳しく運送費用の相場を紹介していますので、こちらもご参考にして下さい。

ピアノ引越しの運送費用相場と損をしないための注意点

 

知人でも譲る前には現物確認や簡易的な取り決めをする

仮に知人であれど、譲渡後にトラブルは避けたいので、譲る前にピアノを実際に見てもらったり、譲渡後に不要になった際の処分は自分で行ってもらうなど、簡単な取り決めもしておきましょう。譲渡してから、壊れている箇所が見つかり修理費用・処分費用をどちらが負担するかなどトラブルに発展するケースもあります。

 

知人に譲渡のメリット・デメリット

メリット:大切にしていたピアノを知り合いに譲れるので安心。ピアノの行き先がわかる。

デメリット:ピアノの運送費がかかってしまう。

 

番外編:自分でトラックを用意して運送すれば安くできる?

ピアノを友人に譲渡したり、自分でオークションを行うことを検討している方は、運送、搬出を自分で行ってコストを下げることも考えているかもしれません。

ですが、ピアノに関しては自分で運送することはおすすめできませんピアノは精密機械となっており、ちょっとした振動で音がズレたり故障に繋がってしまいます。引っ越し業者でさえもピアノの搬送に関しては、ピアノ運送のプロの業者に委託しているくらいです。

 

軽トラックは道路交通法に反する可能性がある。

軽トラックで運送が出来るかどうかですが、軽トラは最大積載量が350kgと定められています。アップライトピアノの重量は200~250㎏となっています。大人二人が同乗すると最大積載量をオーバーする可能性もあり、これは道路交通法に反しますので、推奨できません。

 

もし行うなら2トントラックから

2トントラックの場合は、最大積載量はクリアできます。ピアノは運送のみならず、家からトラックに積む作業が必要となり、200㎏以上あるピアノは大人二人でも持ち上げることは容易ではありません。アップライトピアノは2人、グランドピアノは3人の成人男性を準備したいところです。ちなみに2トントラックのレンタル料金は12時間で15,000円程度が相場となっています。加え、ガソリン代となります。

(引用元 ニッポンレンタカー2トントラック料金より

これらを踏まえ、やはり自分達でピアノを運送することはリスクが高いのでおすすめが出来ないのが弊社の見解です。

 

 

ピアノを無料で処分する最適な方法まとめ

ピアノの最適な処分方法

ここまでピアノ処分方法の全5パターンをご紹介してきました。

まとめとしまして、アップライトピアノ、グランドピアノ処分の業者別早見表をご覧ください。

処分方法概要処分までにかかる日数処分のおすすめ度
①自治体の粗大ごみ自治体に任せられるので信頼できるが、回収不可のケースがほとんどである。1週間前後★★★★☆
②不用品回収業者30,000~50,000円で処分可能(買取してくれる業者も有り)1週間前後★★★☆☆
③オークションうまくいけば高値で売れるが、全て自分で手続きを行わないといけない。1~2週間★☆☆☆☆
④ピアノ買取業者現金化することが出来るが、買取価格が付かない場合は引き取ってもらえないケースもある。1週間前後★★★★★
⑤親戚、知人に譲渡運送費の負担が必要になる。1~2週間★★★☆☆

 

おすすめの流れとしては、ピアノ買取のネット査定を受けてみて、買取・引取不可だった場合にその他の選択肢から選ぶことです。弊社でもネット査定は無料で行っており、翌日までには査定結果をご案内できますのでお気軽にご相談ください。
ピアノ無料査定

仮にピアノ買取業者で買取・引取不可だった場合、オークションや知り合いで引取り相手が見つからない限り、無料で処分することは不可能に近くなります。

有料になりますが、自治体や不用品回収業者に問い合わせしてみて、そこで処分を依頼しましょう。

 

 

ピアノを処分したことで得られるメリット

思い出の詰まったピアノも使わなくなれば、スペースを取ってしまう家具の一つとなってしまいます。ピアノを処分したことで得られるメリットして、よく声が挙がるのは「スッキリした」「部屋のスペースが新たに出来た」などです。

また、買取でピアノを処分した方は、シンプルに現金化できたことをメリットとして挙げられています。

勿論、思い出が深いピアノは、無理に処分する必要もありませんし、家宝として家に残しておくのも、選択肢の一つです。

 

 

まとめ

多くの方がいつかはピアノを処分しないといけないと思っているものの、中々動けずにいる事かと思います。

いずれにせよ、無料で処分を検討している方は、ピアノの価値がある間に処分することをオススメします。

時間が過ぎるほど、ピアノの価値は低下し、自費で処分をしないといけない可能性が高まります。

この記事を書いた人

東和樹

東和樹

ピアノワン買取事業部部長
大切なピアノの最後を気持ちよく迎えられるよう、何よりも丁寧なサポートを心がけて業務を行っております。些細な事でもお気軽にご相談ください。

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