ピアノの修理費用の相場ガイド|故障シーン別の料金紹介

時計アイコン 2021年11月25日(公開:2021年11月16日)
ピアノの修理費用の相場ガイド|故障シーン別の料金紹介

この記事は以下のようなピアノ修理に関するお悩みを方向けとなっています。

  • 大切なピアノが壊れてしまったので修理したい
  • 修理にかかる費用の目安がわからない
  • どこが壊れているかわからないから費用の予測がつかない

上記のような方の為に、ピアノの修理費用の相場を調査しましたので、修理時の料金に対する不安を取り除くことが出来るかと思います。

料金を公開している業者5社ほどの平均値をとっていますので、是非ご参考にしてください。

修理料金の目安がわからない人がほとんど。

ピアノの修理費がわからない

ピアノの修理は自分では出来ない方が殆どで、当然ですが業者を頼らざるを得ません。

ですので、修理を依頼する前に大体の費用目安を頭に入れておくことが大切です。

実際に修理をするための見積もりが行われ、思ってもいなかった金額を提示されることも稀では有りません。

未然にトラブルを防ぐ為にも、しっかりと修理費用相場を学んでいきましょう。

 

ピアノの故障のよくあるシーン

まずは、修理が必要となるよくあるピアノの故障シーンを見て行きましょう。

鍵盤が上がらない

スティックと呼ばれる現象で、鍵盤についているクロスが膨張している状態で、キーピンのピンとクロスの隙間が円滑に動かなくなっていることが原因となっていることが多いです。

音が出ない

湿気による木材・フェルトの膨張で鍵盤の動作不良が原因となることが多いです。他には異物が挟まっているなどそういったことも考えられます。

金属が響く音がする

ピアノの金属部分の緩みから、音に共鳴して金属音が鳴っていることが考えられます。例えば、小さなねじが一つ緩んでいるだけでも大きな共鳴音がする場合もあります。

 

ピアノのシーン別修理費用相場

ピアノの修理費用相場

故障個所修理費用
鍵盤、センターのスティック(鍵盤が戻らない、音が出ない)700円~1000円(1本)
張弦7,000~10,000円(1本)
ハンマーシャンク折れ30,000円(1本)
フレンジコード700円(1か所)
パンチングクロス交換4,500円(1台)
ダンパーレバーフェルト1,000円(1か所)
鍵盤交換10,000円(1本)
各種スプリング交換1,000円(一つ)、30,000円(1台)
整調10,000~20,000円
スプリング折れ(音が出にくい、2度打ち等)1,000円(1か所)
オーバーホール400,000~800,000円
フェルト交換1,000円(1枚)
ペダル(弱音ペダル交換)6,000円

 

上記の図は修理の一例では有りますが、5社ほどを比較した上、大体このような修理費用になることが多いことがわかりました。

修理費用は、ピアノメーカー、一般の楽器店、個人経営の修理店と左から右に連れて安くなります。メーカーに頼むと安心ですが、その分費用も高く、個人店に頼むとメーカーほどの信頼はありませんが費用を抑えることが出来ます。

 

特に数年ぶりの調律となった場合は、追加で修理が必要な箇所が出てくることもあります。ある程度、相場を理解しておくことにより、仮に高額請求された際に対処が可能ですので、頭に入れておきましょう。

修理費用が総額で20万以上するなら買い替えるなど、自分で先に修理の予算を決めておくのも有効な手段です。

ピアノの各部名称|パーツごとに図で解説

 

ピアノ修理にかかる期間の目安

ご自宅に来てもらう出張修理で済む場合は当日で完了しますが、一旦ピアノを修理工房に預ける必要がある場合は2週間~2か月ほどが目安となっています。

ピアノを預ける事となった際は、運送費も加算されることがありますので注意しましょう。

 

ピアノを修理に出すときの注意点

ピアノを修理に出す際の注意点

ピアノを修理に出す際の注意点として以下のことが挙げられます。

  • 見積後、修理するかどうかの判断は持ち主にあること
  • 会社のHPまたは会社の情報がわかる資料がある業者を選ぶこと
  • 出張費、運送費もチェックする

 

修理当日、ピアノの状態を確認してもらい、見積もりを出されることか思います。その際に、修理をするかどうかは持ち主が決めることができる業者を選びましょう。

稀にですが、強引に金額を通してくる業者がいて、実際に国民生活センターにも報告が上がっています。業者に自宅に来てもらう前に、修理するかどうかは見積後に決めて大丈夫かと確認しましょう。

また、会社の情報がわかる業者を選ぶことをオススメします。やはり、実態のつかめない業者は信頼に欠けます。何かあったときに雲隠れされても困りますし、業者を選ぶ方の責任もあります。

それと見落としがちなのが、出張費や運送費です。ついつい、修理代金ばかりに目が行きがちですが、業者さんに出張費、運送費も事前に確認しておきましょう。

 

場合によっては買取(買い替え)もおすすめ

特に数年間、調律を行っていないピアノは修理箇所が必然的に増えてしまいます。また、オーバーホール(分解修理)になると、新品同様の金額がかかる場合もあります。

思い出のあるピアノを簡単に捨てることは難しいですが、仮に修理を行ったとしてもピアノは経年と共に劣化していくことは避けられません。

修理のタイミングはお持ちのピアノの今後を判断する時とも言えます

以下の記事でヤマハ、カワイの買取価格を詳しく掲載していますので、是非ご参考にしてください。

ヤマハの買取価格詳細

カワイの買取価格詳細

 

ピアノ修理相場まとめ

ピアノの修理料金相場ですが、前回行った調律やメンテナンスからの間隔で大きく変わってきます。

日頃からメンテナンスを行っているピアノは部分的な修理のみで済みますが、数年行っていないピアノは高額になるケースも見られます。

まずは地域の良心的なピアノ修理業者さんに見積もりを出してもらい、冷静にピアノの今後を判断する必要があると言えるでしょう。

伊藤 亮太(監修者)

監修者:伊藤 亮太

慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻修了。在学中にCFPを取得する。その後、証券会社にて営業、経営企画、社長秘書、投資銀行業務に携わる。2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。現在、富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。著書に『図解即戦力 金融業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)、『ゼロからはじめる!お金のしくみ見るだけノート』(宝島社)、『あなたの街でも砂金が採れる!?~令和時代の砂金採り入門~』(Amazonオンデマンド)など多数。

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