ピアノの新品と中古の価格差はどのくらい?実例を元に比較検証

時計アイコン 2021年11月19日(公開:2021年11月18日)
ピアノの新品と中古の価格差はどのくらい?実例を元に比較検証

ピアノを新品と中古どちらで購入しようかお悩みの方の為に、今回は価格に焦点を合わせ、新品と中古でどのくらいの価格差があるかご紹介します。

現行販売モデルピアノの新品価格と中古価格を比較してみよう

国内ブランドで高い人気を誇るヤマハ、カワイのアップライトピアノ現行モデルの実例を元に検証しました。メーカーで生産が終了しているモデルは、新品購入することが難しいため、現行モデルのみをピックアップしています。

※中古販売価格は実例を元にしていますが、状態等により価格は変動しますのであくまで目安として活用ください。

ヤマハの価格差

ヤマハYUS1 2006年~現行販売中

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
99万円83万円16%

ヤマハYU11 2006年~現行販売中

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
72万円60万円16%

ヤマハb113 2010年~現行販売中

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
44万円38万円13%

 

カワイの価格差

カワイK-300 2014年~現行販売中

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
77万円68万円11%

カワイK-200 2014年~現行販売中

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
65万4千5百円52万円20%

カワイLD-200MF 2015年~現行販売中

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
67万6千5百円54万円19%

 

新品価格からの価格割引率は約10~20%となる。

上記の現行モデルの価格割引率を見ると、約10~20%は中古ピアノの方が安くなっています。一見、割引率としては少ないパーセンテージにも見えますが、新品アップライトピアノは1台50万円以上するものが殆どです。70万円の10%OFFでも7万円の割引になりますので、できる限りコストを抑えたい方は、十分中古も選択肢の一つと言えます。

大きな価格差が無い要因は?

ピアノの中古価格は年式によっても変動します。新品で現在も販売されている現行モデルの場合は、中古でも比較的年式も新しい事が、大きな価格差が出なかった要因とも言えます。

また、ピアノは大切に扱えば30年程、性能を維持することが出来ます。製造より10年以内のものであれば、まだまだ長く使えることも新品と中古で価格差があまり無い理由の一つでもあります。

現行販売モデルの中古は販売数が少ないのが実情

新品で販売されている現行モデルを少しでも安く買うため中古品を探しても、実際は中古の販売数は多くはありません。弊社の場合でも、ピアノを買取に出されるお客様は購入より20~30年経過したピアノが多く、買って間もないピアノを買取に出す方は少ないのが実情です。ただ、今はネット販売も増え、全国のオンラインショールームでお目当てのピアノを探し出すことも可能です。遠いエリアだと配送費等も気になるところではありますが、根気強く探せばコスパに優れたピアノに出会える可能性は十分にあります。

 

生産が終了しているピアノの新品価格と中古価格の差は?

次は生産が終了しているアップライトピアノの価格差を見ていきましょう。もう新品で入手することは困難なピアノになりますので、発売当時の新品価格と比較を行っています。

※中古販売価格は実例を元にしていますが、状態等により価格は変動しますのであくまで目安として活用ください。

ヤマハの価格差

ヤマハ U100 1994年製

当時の新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
54万円約40万円25%

ヤマハ UX1 1985年製

当時の新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
60万円約40万円33%

ヤマハ U3A 1986年製

当時の新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
55万円約38万円30%

カワイの価格差

カワイ US50 1985年製

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
58万円35万円39%

カワイ BL71 1974年製

新品販売価格中古販売価格相場新品から中古の価格割引率
53万30万円43%

 

新品価格からの価格割引率は約25~45%となる。

1970年代~90年代のピアノは当時の新品価格から約25~45%安くなって販売されています。現行モデルの中古価格と比べても、更に安く購入できることがわかります。価格帯としては30~40万円で当時の中級モデルピアノが購入できます。

古いピアノほど価格の割引率が高くなる理由は?

大きな要因としては、購入後に使用できる年数が関係しています。当然のことながら年式の古いピアノになると、ピアノとしての寿命も短いことになります。ただ、きっちりメンテナンスを行っていれば、ピアノは30年以上に渡り使用できることから、このような古いピアノでも一定のユーザーに需要があるのです。

費用を抑えながら、本格的なアップライトを欲しい人にはおすすめ

目的や使用頻度を考えた時に、できる限り費用を抑えたいのであれば、このようなピアノを購入するのも選択肢の一つです。中古ピアノはメンテナンスが施された状態で店頭に並びます。外装もピカピカに磨かれ、新品同様の輝きには驚かされることでしょう。また中古ピアノは程よく弾き込まれている事で、音が響きやすいのもメリットの一つです。

 

まとめ

中古ピアノのメリット

価格が安い。程よく弾きこまれている事で音が響きやすい。

中古ピアノのデメリット

ピアノの本体、パーツ等の消耗。新品に比べ使用できる年数が短い。

ピアノの新品価格からの中古価格割引率は2000年代~2010年代で約10~20%、1970年代~90年代は約25%~45%と言った結果となりました。価格の面においてはやはり新品ピアノより中古ピアノが優位に働く結果となります。また、程よく弾き込まれている事により、音も響きやすくなっているのが中古ピアノの魅力とも言えます。

ピアノの本体、パーツなどは経年により消耗していることは事実ですので、その点では新品ピアノに勝ることは出来ません。ただ、ピアノは大切に扱えば長く使える品物です。是非一度ピアノのショールームなどで試弾してみてください。良い販売店に巡り合えれば、中古でも長い時間を共にできるピアノと巡り合えることでしょう。

中村 真里子(監修者)

監修者:中村 真里子

2010 年に社会保険労務士・FP 中村真里子事務所開業。個人事業主として 11 年になりました。元々の仕事は法人の経理事務ですので、個人事業主の経理も簡単に考えていましたが、当初は結構大変でした。個人事業主として開業して数ヶ月後にがんが発覚し、最近ようやく完全寛解となったがんサバイバーでもあります。ホームページでは社会保険、家計管理や投資に関する情報を発信しています。

メールアイコン ラインアイコン 電話アイコン