カワイ新品ピアノの定価価格一覧表|シリーズ別の特徴と選び方【2026年最新】

目次

カワイのアップライトピアノだけでも、価格帯は50万円台から200万円近くまで幅があります。グランドピアノまで含めると、140万円台から2,000万円を超えるものまでさらに差が広がります。

この記事では、カワイ新品ピアノの定価価格をアップライト・グランド別に一覧でまとめ、シリーズごとの特徴と選び方、購入前に確認しておきたい費用について紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

記載価格は2026年6月時点のカワイ公式サイトの定価(税込)に基づいています。価格は変更される場合がありますので、最新情報はカワイ公式サイトにてご確認ください。

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カワイ新品ピアノの価格帯はどれくらい?

カワイの新品ピアノは、アップライトピアノで50万円台から、グランドピアノで150万円台から検討できます。さらに、最高峰のShigeru Kawai SK-EXでは2,300万円台まで幅広く展開されています。家庭練習用として選ぶのか、本格的な演奏を見据えるのかによって、適したシリーズは変わります。

まずは、カワイ新品ピアノの主なシリーズと価格帯を早見表で確認しておきましょう。

種類主なシリーズ価格帯の目安(税込)向いている人
アップライトKシリーズ約70万円〜160万円台初心者から上級者まで。家庭練習用に最も選ばれる定番モデル
アップライトインテリアピアノ約50万円〜110万円台木目調など、お部屋のインテリアとの調和を重視したい方へ。
アップライトCシリーズ約80万円〜190万円台インテリア性と演奏性も重視したい、一部特約店でのみ取扱いのモデル。
グランドGLシリーズ約148万円〜240万円台GL-10は家庭にも導入しやすいコンパクトグランド。GL-30・GL-50は学校・公共施設向けモデル。
グランドGXシリーズ約230万円〜450万円台
※2026年7月3日に価格改定予定
豊かな響きと、繊細な演奏表現を極めたい中・上級者へ。
グランドShigeru Kawai約390万円〜2300万円音大生やピアニストに向けた、カワイ最高峰のプレミアムピアノ

カワイ アップライトピアノの新品価格と特徴

Kシリーズ|家庭練習用に選ばれる大定番モデル

Kシリーズは、カワイのアップライトピアノを代表する主力シリーズです。家庭での練習用から本格的なレッスンまで幅広く対応できるよう、音・タッチ・安全性のバランスを重視して設計されています。全モデルにアンダーフェルト入りのカワイ・ハンマーを採用し、澄んだ音色と豊かな響きを追求。さらに、炭素繊維入りABS樹脂を使った「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」により、安定したタッチと優れた耐久性を備えています鍵盤蓋がゆっくり閉まるソフトフォールシステムも搭載しており、子どもが使う家庭でも安心して選びやすいシリーズです。

Kシリーズ価格表

モデル価格(税込)
K-200753,500円
K-200 ホワイト913,000円
K-300902,000円
K-300 ホワイト1,045,000円
K-300 マホガニー1,166,000円
K-4001,028,500円
K-5001,155,000円
K-500 サペリ調マホガニー1,408,000円
K-7001,320,000円
K-700 アンバーバーチ1,628,000円

K-200|エントリーモデル

K-200

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):114㎝×149㎝×57㎝
重量:208kg

K-200は、Kシリーズ最小のエントリーモデルです。リビングや子ども部屋など限られたスペースに設置しやすく、コンパクトながら上位モデルと同じ「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」を搭載。初めての一台に必要な基本性能をしっかり備えています。

こんな人におすすめ

  • 省スペースで置ける新品アップライトを探している方
  • 子どもの練習用・初めての一台として、導入しやすさを重視したい方

バリエーション

インテリアを華やかに彩る「ホワイト(受注生産)」も用意されています。

K-200 ホワイト

K-300|ハイコストパフォーマンス・ベストセラー

K-300

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):122㎝×149㎝×61㎝
重量:227kg

K-300は、Kシリーズの中でも音・タッチ・価格のバランスに優れたスタンダードモデルです。高さ122cmで、K-200よりも響きに余裕がありながら、K-500やK-700ほど大型ではないため、家庭練習用として選びやすいサイズ感です。初めての一台としても、長く使うレッスン用としても検討しやすいモデルです。

こんな人におすすめ

  • K-200よりも音の厚みや響きを重視しつつ、K-500以上の価格・サイズまでは必要ない方
  • 子どものレッスン用として、長く使える標準的なアップライトピアノを選びたい方

バリエーション

「マホガニー(特注色)」や「ホワイト(受注生産)」が選べます。

K-300 ホワイト
K-300 マホガニー

K-400|新スタイルのアップライト

K-400

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):122㎝×149㎝×61㎝
重量:230kg

K-400は、高さ122cmのサイズながら、グランドピアノに近い高さに譜面台を配置した独自性のあるモデルです。一般的なアップライトよりも楽譜の位置が高く、演奏姿勢や視線の動きに配慮されています。K-300と同じ高さながら、よりグランドピアノに近い演奏感やデザイン性を求める方に向いています。

こんな人におすすめ

  • K-300のサイズ感は良いが、よりグランドピアノに近い譜面台の位置や演奏姿勢を重視したい方
  • 将来的にグランドピアノへのステップアップを考えていて、アップライトの段階から演奏環境にこだわりたい方

K-500|スタジオ・高度なレッスン用

K-500

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):130㎝×150㎝×62㎝
重量:238kg

K-500は、高さ130cmの大型アップライトピアノです。K-300・K-400よりも本体サイズが大きく、より豊かな響きと音量を得やすい点が特徴です。さらに、上位モデルに近い仕様を備えているため、家庭練習だけでなく、より本格的なレッスンや演奏にも対応しやすいモデルです。

こんな人におすすめ

  • K-300やK-400では音量や響きに物足りなさを感じ、より豊かな表現力を求める方
  • グランドピアノまでは置けないが、アップライトの中でも本格的な練習環境を整えたい方

バリエーション

エレガントな「サペリ調マホガニー(特注色)」を選択可能。

K-500 サペリ調マホガニー

K-700|シリーズ最高峰・ハイエンド

K-700

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):130㎝×150㎝×62㎝
重量:241kg

高さ130cmのボディによる豊かな響きに加え、中高音部に明るい倍音を加える「アリコート方式」を採用しています。また、グランドピアノに近い高さで楽譜を見ながら演奏できる「グランドピアノスタイル譜面台」や、人工象牙白鍵・人工黒檀黒鍵を備えており、アップライトの中でも音色・演奏姿勢・鍵盤の質感にこだわったモデルです。

こんな人におすすめ

  • K-500クラスの響きに加えて、グランドピアノに近い譜面台や高級感のある外観も重視したい方
  • グランドピアノは置けないが、アップライトの中でできるだけ上位仕様のモデルを選びたい方

バリエーション

モダンな木目が美しい「アンバーバーチ(直営店限定モデル)」も展開

k-700 アンバーバーチ

インテリアピアノ

アコースティックピアノを置きたいと思っていても、「黒いピアノは部屋の雰囲気に合わない」「リビングの家具やナチュラルな内装になじむピアノを選びたい」と感じる方におすすめなのがカワイのインテリアピアノです。

インテリアピアノは、ピアノとしての基本性能を備えながら、木目調の外装や上品なデザインなど、住空間との調和を重視して作られています。

カワイには、Kシリーズをベースにした木目調・ホワイト仕上げのモデルもありますが、ここで紹介するインテリアピアノは、最初から家具とのなじみやすさや圧迫感の少なさを意識して設計されている点が特徴です。高さ112cmのコンパクトなモデルもあり、リビングや子ども部屋にも置きやすいサイズ感になっています。

以下、カワイのインテリアピアノの新品価格と、各モデルの特徴について紹介します。

カワイインテリアピアノ価格表

モデル名(色)金額(税込)
NF-15
(Mocha/Blanc/Noir)
533,500円
NF-15(Chocolate)544,500円
LD-200797,500円
Ki-6501,089,000円

NF-15(直営店モデル)

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):112㎝×150㎝×59㎝
重量:190kg

NF-15は、カワイの直営店・公式オンラインショップ限定で販売される、導入しやすさを重視したコンパクトなインテリアピアノです。高さ112cm・重量190kgと、カワイのアップライトピアノの中でも特に小型で、マンションや子ども部屋などにも置きやすいサイズ感です。モカ・ブラン・ノワール・ショコラなど、現代の住空間になじみやすいカラー展開も魅力です。LD-200と比べるとアクションやハンマー仕様は基本構成ですが、その分、価格・サイズ・カラーの選びやすさに強みがあります。

こんな人におすすめ

  • KシリーズやLD-200よりも、価格とサイズを抑えてアコースティックピアノを導入したい方
  • 黒塗りピアノではなく、部屋の雰囲気に合わせてカラーを選びたい方

LD-200(直営店モデル)

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):114㎝×149㎝×57㎝
重量:208kg

LD-200は、カワイ直営店・公式オンラインショップ限定のインテリアピアノです。K-200に近いコンパクトなサイズ感ながら、ウォルナット調やマホガニー調など、リビングになじみやすい木目調デザインを選べる点が特徴です。高さ114cmで圧迫感を抑えやすく、「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」やオールアンダーフェルト入りハンマー、ソフトフォールシステムも搭載しています。Kシリーズの基本性能に近い弾き心地を求めながら、黒塗りではなく木目の外観を選びたい方に向いたモデルです。

こんな人におすすめ

  • K-200クラスのコンパクトさは欲しいが、黒塗りではなく木目調のインテリア性を重視したい方
  • NF-15よりもタッチやハンマー仕様にこだわり、デザインと演奏性能のバランスを取りたい方

Ki-650

Ki-650

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):115㎝×154㎝×60㎝
重量:202kg

Ki-650は、家具のように住空間になじむデザインを重視したインテリアピアノです。バーチ半艶塗装仕上げの天然木化粧板を使用しており、木のぬくもりや上品な質感を感じられる点が特徴です。高さ115cmのコンパクトな設計ながら、「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」やファインアイボリー白鍵、オールアンダーフェルト入りハンマーを搭載しており、デザイン性だけでなく演奏性能にも配慮されています。一方で、ソフトフォールシステムは搭載されていないため、小さなお子様が使う場合は鍵盤蓋の扱いに注意しておくと安心です。

こんな人におすすめ

  • Kシリーズの黒塗りモデルよりも、天然木の質感や家具としての高級感を重視したい方
  • リビングに置いたときの存在感やデザイン性を重視しつつ、演奏性能も妥協したくない方

Cシリーズ|特約店モデル

CシリーズはKシリーズ同等の演奏性能をベースに、インテリアとしての美しさを融合させた特約店限定モデルです。全モデルに「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」を搭載し、ファインアイボリー白鍵など上質な部品を採用。バーチやウォルナットの天然木化粧板、猫脚デザインなど個性的な外装が揃い、全モデルが竜洋工場製という品質の高さも魅力です。演奏性能とインテリア性を両立したシリーズです。

Cシリーズ価格表

モデル名(色)金額(税込)サイズ(高さ×間口×奥行)cm
C-380880,000円113×150×59
C-480F990,000円113×148×59
C-580F1,045,000円122×149×61
C-9801,980,000円130×150×62

C-380|天然木の風合いを活かしたシンプルな特約店モデル

C-380

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):113㎝×150㎝×59㎝
重量:200kg

CシリーズのスタンダードモデルであるC-380は、装飾を抑えたシンプルなフォルムと天然木の豊潤な風合いが特徴の特約店限定モデルです。「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」やファインアイボリー白鍵など上位モデルと共通の高品質パーツを搭載しながら、竜洋工場製という信頼性も備えています。派手さより木本来の美しさと確かな演奏性能を長く愛用したい方のための、飽きのこない一台です。

こんな人におすすめ

  • 装飾より素材の美しさを重視し、Cシリーズの品質をできるだけ手の届きやすい価格で手に入れたい方
  • シンプルなデザインで時代を問わず、どんなインテリアにも馴染ませたい方

C-480F|猫脚デザインが特徴のインテリア性に優れたモデル

C-480F

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):113㎝×148㎝×59㎝
重量:200kg

C-480Fは、Cシリーズの中で最もインテリア性が前面に出たモデルです。チッペンデール様式の優雅な猫脚とバーチ半艶塗装が醸し出す温かみは、ピアノをリビングの主役として迎え入れたい方の期待に応えます。高さ113cmのコンパクトな設計ながら、「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」や竜洋工場製の品質を備えており、見た目だけでなく演奏性能も重視したモデルです。

こんな人におすすめ

  • 猫脚デザインと天然木の温かみで、ピアノを「美しい家具」として迎え入れたい方
  • 日本製の品質や本格的なタッチを重視し、デザイン性と演奏性能を両立したい方

C-580F|黒塗りの上質感と122cmクラスの響きを備えたモデル

C-580F

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):122㎝×149㎝×61㎝
重量:227kg

C-580Fは、黒塗り艶出し仕上げに、腕木の曲線デザインを取り入れた上品な印象のアップライトピアノです。122cmのボディを備え、C-380・C-480Fよりも響きに余裕があるため、音の伸びや豊かさを重視したい方にも検討しやすいモデルです。真鍮製ダブルキャスターなど細部のデザインにもこだわりがあり、演奏性能とインテリア性のバランスを求める方に向いています。

こんな人におすすめ

  • 黒塗りの王道を好みつつ、曲線デザインと真鍮キャスターで細部にも品格を求める方
  • 122cmクラスで音響スペックに妥協したくない方

C-980|Cシリーズ最上位のハイエンドアップライト

C-980

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):130㎝×150㎝×62㎝
重量:241kg

C-980はCシリーズの最高峰であり、Cシリーズの中でも特に演奏性能を重視したハイエンドモデルです。他の3モデルと決定的に異なるのは、アリコート方式・トーンスプレッダー・天然黒檀黒鍵・ロイヤルジョージ・フェルトハンマーなど、上位モデルに用いられる仕様を130cmのボディに備えている点です。カワイが唯一「ヨーロッパトーン」を掲げたこのモデルは、グランドピアノを置けない環境でも、アップライトでできるだけ上質な響きと演奏表現を求める方に向いています。

こんな人におすすめ

  • グランドは置けないが、できるだけ高い演奏性能を求める方
  • ヨーロッパトーンの響きと、高級感のある外観を重視したい方

カワイグランドピアノ新品価格表

GLシリーズ|省スペースで検討しやすいグランドピアノ

GLシリーズは「コンパクトでも本格グランドピアノ」をコンセプトに設計されたシリーズです。全モデルに炭素繊維入りABS樹脂採用の「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」を搭載し、コンサートピアノを意識した鍵盤長の延長とボディ剛性の向上により、コンパクトなサイズながら、グランドピアノらしいタッチと響きを目指した設計になっています。ラインナップはGL-10(奥行153cm・家庭向け)、GL-30(166cm)、GL-50(188cm)の3モデルで、GL-30以上はアリコート方式を搭載。GL-30・GL-50は学校・公共施設向けの限定モデルです。

GLシリーズ価格表

モデル名金額(税込)サイズ(高さ×間口×奥行)cm
GL-101,485,000円102×150×153
GL-10LE(直営店モデル)1,485,000円102×150×153
GL-301,815,000円102×150×166
GL-502,475,000円102×150×188

GL-10|4畳半から始める、本格グランドピアノ体験

GL-10

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102 cm × 150 cm × 153 cm
重量:282kg


GL-10は、「グランドピアノを置きたいけれどスペースが限られている」という方に検討しやすいコンパクトグランドです。奥行153cmのGLシリーズ最小モデルながら、カーボンファイバー入り「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」と鍵盤長の延長によりアップライトとは異なるグランドピアノならではのタッチを体験しやすいモデルです。GL-30・GL-50にはない消音機能付き「GL-10ATX2」や直営店限定「GL-10LE」など、生活スタイルに合わせたバリエーションが選べる点も家庭向けモデルならではの強みです。

こんな人におすすめ

  • 家庭向けモデルとして、6畳以下の限られたスペースにグランドピアノを初めて導入したい方
  • 夜間も練習したいため、消音機能付き(ATX2)をセットで検討している方

GL-30|アリコート搭載で、一歩上の響きを届けるコンパクトグランド(学校・公共施設限定モデル)

GL-30

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102 cm × 150 cm × 166 cm
重量:312kg

GL-30は、GL-10よりも奥行に余裕がある166cmのグランドピアノです。中高音域の響きを豊かにする「アリコート方式」を搭載しており、GL-10よりも華やかな音色を感じやすい点が特徴です。また、リインフォースト・ハンマーシャンクを採用しているため、学校や公共施設など複数人が日常的に使用する環境にも配慮されています。学校・公共施設向けの限定モデルのため、個人で購入を検討している方は取扱条件を確認しておきましょう。

こんな人におすすめ

  • 学校・公共施設の担当者で、教室やサロンへの導入を検討している方
  • アリコート方式による倍音の豊かさを施設の練習環境に取り入れたい方

GL-50|奥行188cmが生み出す、伸びやかで豊かな響き(学校・公共施設限定モデル)

GL-50

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102 cm × 150 cm × 188 cm
重量:334kg

GL-30と同じアリコート方式・リインフォースト・ハンマーシャンクを搭載しながら、奥行188cmまで広がることで音量・ダイナミックレンジ・音の伸びがさらに向上しています。GLシリーズは3モデルとも高さ・間口は共通ですが、奥行きの差が音の迫力に直結。GL-30で十分な小規模空間に対し、GL-50は講堂や広いホールを想定した設計です。GL-30同様、学校・公共施設限定モデルとなります。

こんな人におすすめ

  • 講堂や広めのホールなど、大空間への設置を前提に選んでいる方
  • GL-30を検討したが、より音量・ダイナミックレンジに余裕が欲しい方

GXシリーズ|本格的な演奏表現を求める方へ

※GXシリーズが2026年7月3日にグレードアップ予定 GX-2・GX-3・GX-5・GX-6・GX-7の5機種が、当社最高峰モデル「Shigeru Kawai」の技術を取り入れて新価格にリニューアルされます。デュアル・ピボット・ダンパー機構の搭載や弦設計の見直しにより、ペダル操作の滑らかさと響きの豊かさが向上する予定です。 なお、GX-1は、2027年1月発売予定となっております。 以下は2026年6月時点の現行モデルの価格・特徴です。発売後、最新情報に更新します。

GXシリーズは「THE GRAND」を掲げ、プロの演奏にも応える表現力を備えた日本製グランドピアノシリーズです。Shigeru Kawaiにも採用される「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」と鍵盤長の延長により、繊細な弱音から力強いフォルテまで自在にコントロールできます。厳選スプルース材の響板とアリコート方式が豊かな倍音を生み、ハイブリッド積層積揚とボディ剛性の向上が音の粒立ちと調律安定性を高めています。GX-1(奥行166cm)からGX-7(229cm)まで6モデルを展開し、全モデルが竜洋工場製です。

GXシリーズの価格表

モデル名金額(税込)
GX-12,310,000円
GX-22,475,000円
GX-32,915,000円
GX-53,465,000円
GX-63,850,000円
GX-74,565,000円

GX-1|グランドピアノデビューに最適。コンパクトに凝縮された本格モデル

GX-1

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×150㎝×166㎝
重量:314kg

GX-1は、GXシリーズの中で最もコンパクトな奥行166cmのモデルです。上位モデルと同じ「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」や長鍵盤設計を備えており、限られたスペースでもグランドピアノらしいタッチを感じやすい点が特徴です。GX-2以上と比べると音の広がりや余韻には違いがありますが、家庭練習用として扱いやすいサイズ感を重視する方に検討しやすいモデルです。

こんな人におすすめ

  • アップライトからグランドに移行したいが部屋の広さに限りがある方
  • 演奏性能は妥協せずグランドピアノを初めて導入したい方

GX-2|家庭用グランドの定番。歌うような音色が特徴のスタンダードモデル

GX-2

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×152㎝×180㎝
重量:324kg

GX-2は、GXシリーズの中でも家庭用として検討しやすい、奥行180cmのグランドピアノです。GX-1よりも奥行に余裕があるため、音の広がりや低音の豊かさを感じやすく、家庭練習用としても扱いやすいバランスの良いモデルです。GX-3以上と比べるとサイズは抑えられますが、グランドピアノらしい響きと演奏感を求める方に向いています。

こんな人におすすめ

  • 初めてのグランドピアノとして、定評あるモデルを安心して選びたい方
  • 叙情的なクラシック曲で繊細なニュアンスを大切にしたい方

GX-3|音楽的完成度の高さで選ぶ、本格派のスタンダード

GX-3

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×152㎝×188㎝
重量:334kg


GX-3は、GX-2よりも一回り奥行に余裕がある188cmモデルです。低音の深みや音の広がりを感じやすく、アリコート方式による中高音域の華やかな響きも特徴です。家庭での練習用としてだけでなく、音大受験や本格的なレッスンを見据える方にも検討しやすく、GXシリーズの中でも演奏性とサイズのバランスを重視したスタンダードモデルといえます。

こんな人におすすめ

  • GX-2を弾き込むうちに低音の深みや倍音の華やかさに物足りなさを感じ、表現力のワンランクアップを求めている方
  • 音大生・上級者がレッスン用として最初に選ぶモデルとして、広めのリビングやレッスン室で豊かな響きを存分に楽しみたい方

GX-5|サロンコンサートの主役。エレガントな余韻が空間を包む200cmモデル

GX-5

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×153㎝×200㎝
重量:351kg

GX-3までの「練習・学習」用途から、「人前で演奏する」段階へ進むときに選ばれるGXシリーズの一台。GX-3よりもボディに余裕があるため、音の伸びや余韻をより感じやすい点が特徴です。ピアノ教室の主室やサロンコンサートなど、人前での演奏にも対応しやすいモデルです。

こんな人におすすめ

  • GX-3では音の伸びと余韻に物足りなさを感じ、ピアノ教室の主室や小規模サロンコンサートでの使用を想定している方
  • プロのピアニストが自宅練習用として本格的な一台を求めている方

GX-6|コンクール・発表会を見据えた、プロレベルの響きと力強さ

GX-6

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×154㎝×214㎝
重量:382kg

GX-6は、GX-5よりも力強い低音と、余裕のある響きを備えた大型グランドピアノです。奥行214cmのボディにより、音量やダイナミックレンジにゆとりがあり、弱音から力強いフォルテまで表現しやすい点が特徴です。発表会やコンクールを見据えて、本番に近い感覚で練習したい方や、自宅・スタジオでより本格的な演奏環境を整えたい方に向いています。

こんな人におすすめ

  • コンクール・発表会に向けて本番ステージに近い環境で仕上げたい方
  • プロレベルのダイナミックな表現力を自宅やスタジオの日常練習に取り込みたい方

GX-7|GXシリーズの最高峰。セミコンサートに迫る圧倒的なスケール感

GX-7

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×157㎝×229㎝
重量:400kg

GX-7は、GXシリーズの中で最も奥行きのある229cmモデルです。フルコンサートピアノに近いダイナミックレンジと響きのスケール感を持ち、広いホールで聴衆に届けることを想定した演奏者に選ばれています。

こんな人におすすめ

  • 広いホールやスタジオで聴衆に届けるパワフルな響きが必要な方
  • ステージでの演奏を主眼に、自宅・スタジオで本番同等の環境を整えたい方

Shigeru Kawai(シゲル・カワイ)|カワイ最高峰を目指して開発されたシリーズ

Shigeru Kawaiは、カワイのグランドピアノの中でも最高峰に位置づけられるプレミアムシリーズです。GXシリーズと同様に「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」などの基本性能を備えていますが、素材の選定や響板の乾燥期間、最終調整の担当者など、製造工程の多くの点でGXシリーズとは異なる基準が設けられています。

響板には数年間の長期天然乾燥材を使用し、フルコンサートピアノSK-EXと同一工程のハンマーと削り出しアグラフ、職人手巻きの低音弦を全機種に搭載しています。最終仕上げはカワイ最高位資格MPAのみが担当します。購入後も専任技術者による「かかりつけの名医」制度でサポートを受けられる点も、Shigeru Kawaiの特徴のひとつです。

Shigeru Kawaiシリーズ価格表

モデル名金額(税込)
SK-23,960,000 円
SK-34,620,000 円
SK-55,720,000円
SK-67,700,000 円
SK-79,350,000 円
SK-EX23,100,000円

SK-2|Shigeru Kawaiをコンパクトに楽しめるプレミアムモデル

SK-2

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×152㎝×180㎝
重量:324kg

SK-2は、Shigeru Kawaiシリーズの中で最もコンパクトなモデルです。奥行180cmと設置しやすいサイズながら、通常のコンパクトグランドでは物足りない響きやタッチを求める方に向いています。GLシリーズやGXシリーズの小型モデルよりも、音色の深みやタッチの繊細さにこだわりたい場合に選びやすい一台です。限られたスペースでも、カワイ最高峰シリーズの品質を取り入れられる点が魅力です。

こんな人におすすめ

  • 限られたスペースでも、GLシリーズやGXシリーズより上位の音色・タッチを求めたい方
  • コンパクトグランドでも、響きや演奏表現に妥協したくない方

SK-3|家庭用として選びやすいShigeru Kawaiの標準モデル

SK-3

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×152㎝×188㎝
重量:334kg

SK-3は、奥行188cmの家庭用として扱いやすいサイズ感を持つモデルです。SK-2よりも響きに余裕があり、低音から高音までバランス良く鳴らしやすい点が特徴です。Shigeru Kawaiの品質を日常練習に取り入れたい方にとって、サイズ・音量・表現力のバランスが取りやすい一台です。大型モデルほどの設置スペースは必要とせず、家庭で本格的に学ぶ方や、音大受験を見据える方にも検討しやすいモデルです。

こんな人におすすめ

  • SK-2よりも響きに余裕があるモデルを選びたいが、家庭に置きやすいサイズ感も重視したい方
  • 音大受験や専門的なレッスンを見据え、日常練習用として長く使える上位グランドピアノを選びたい方

SK-5|家庭用から室内楽まで対応しやすい中型モデル

SK-5

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×153㎝×200㎝
重量:351kg

SK-5は、奥行200cmの中型モデルで、サイズと表現力のバランスに優れた一台です。長駒にボックスウッド(ツゲ)材を採用しており、伸びやかな響きと繊細なタッチを感じやすい点が特徴です。SK-2・SK-3よりも音に余裕があり、エレガントな高音と豊かな低音のバランスを重視したい方や、家庭演奏・室内楽での使用を考えている方にも向いています。

こんな人におすすめ

  • 家庭演奏や室内楽にも対応しやすいモデルを選びたい方
  • SK-6ほどのサイズは必要ないが、タッチの質やエレガントな高音の響きにはこだわりたい上級者

SK-6|繊細な表現と落ち着いた音色を重視するセミコンサートモデル

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×154㎝×214㎝
重量:382kg

SK-7の力強さや煌びやかさとは対照的に、一音一音の粒立ちが感じやすく、柔らかで落ち着いた深みのある音色が特徴です。モデルチェンジにより演奏性が一段と向上し、繊細なニュアンスの表現力はShigeru Kawaiシリーズの中でも特に評価されています。「華やかさより深みを」という音の好みがはっきりしている方に向いています。

こんな人におすすめ

  • 音楽教室やスタジオで、指導用・練習用として質の高いグランドを導入したい方
  • 華やかさや迫力よりも、落ち着いた音色・粒立ちの良さ・細かなニュアンス表現を重視したい方

SK-7|フルコンサートに迫る表現力を備えた上位モデル

SK-7

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):102㎝×157㎝×229㎝
重量:400kg

Shigeru Kawaiの中でも、フルコンサートグランドに近いスケール感を求める方に向いたモデルです。SK-6よりもさらに豊かな低音と広いダイナミックレンジを備え、ホールやサロンでの演奏にも対応しやすい表現力を持っています。家庭用・教室用の枠を超えた本格的な演奏環境を整えたい方に適しています。

こんな人におすすめ

  • SK-6よりも低音の迫力やスケール感を重視し、ホールやサロンでの演奏にも対応できるモデルを選びたい方
  • SK-EXまでは必要ないが、フルコンサートに近い演奏体験を求める方

SK-EX|カワイの技術を集約した、世界の舞台に立つフラッグシップ

SK-EX

特徴

サイズ(高さ×間口×奥行):103㎝×158㎝×278㎝
重量:504kg

Shigeru Kawaiシリーズの中でも唯一、黒鍵に天然黒檀を採用したモデルがSK-EXです。ショパン国際ピアノコンクールをはじめ、世界の主要コンクールでも使用されてきた実績があり、カワイのフラッグシップモデルとして高い表現力を備えています。奥行278cmの大きなボディから生まれる豊かな響きと広いダイナミックレンジは、大規模ホールや本格的な演奏環境に適しています。

こんな人におすすめ

  • 国際コンクールや大規模ホールでの演奏を想定し、SK-7以上のスケール感と表現力を求めるプロ・上級者
  • カワイ最高峰のフルコンサートグランドとして、音色・響き・演奏性能のすべてにこだわりたい方

カワイ新品ピアノの価格以外にかかる費用

新品ピアノを購入する際、本体価格だけで予算を計画してしまうと、後から想定外の出費が発生することがあります。カワイのピアノを購入する前に、以下の費用もあわせて確認しておきましょう。

運搬費用

ピアノの搬入には専門業者による作業が必要で、本体価格とは別に運搬費用がかかります。費用は設置場所の条件(階数・エレベーターの有無・搬入経路の広さなど)によって大きく変わるため、購入前に必ず確認しておくことをおすすめします。

以下の記事で詳しく説明しているので是非ご参考にしてください。

ピアノ引越しの運送費用相場と損をしないための注意点

ピアノ引越しの運送費用相場と損をしないための注意点

調律費用

新品ピアノであっても、搬入後の環境変化により音程が狂いやすいため、設置直後の調律と、その後も年1〜2回の定期調律が必要です。調律を怠ると音程の乱れが大きくなり、修正に余分な費用がかかることもあります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

ピアノの調律料金の相場完全ガイド!シーン別の費用も

ピアノの調律料金の相場完全ガイド!シーン別の費用も

消音・ハイブリッド機能の追加費用

カワイのピアノには、夜間や集合住宅でも安心して練習できる消音・ハイブリッド機能を追加・選択できるモデルがあります。機能の種類によって価格が大きく異なるため、次のセクションで詳しく解説します。

カワイの消音・ハイブリッド機能の違い

夜間や集合住宅でもピアノを思い切り練習したい。そんな方のために、カワイは複数の消音・ハイブリッドシステムを用意しています。名称が似ていて混乱しやすい部分でもあるため、購入前にしっかり整理しておきましょう。

ヘッドホン派?音量調節派?ATX4とAURES AR2の違いと選び方

カワイの消音・ハイブリッドシステムは「AnyTime(エニィタイム)」というブランド名の総称で呼ばれており、大きく完全消音モデル(ATX4・ATX3L・AK-02)ハイブリッドモデル(AURES AR2)の2種類に分かれます。選び方はシンプルで、「完全に音を消してヘッドホンで弾きたいか」「ヘッドホンなしで音量を抑えて弾きたいか」この2点で判断できます。

ANYTIME ATX4|「音を出したくない」ならこちら

消音システムの中で最も高性能なモデルです。ヘッドホンを使って周囲に一切音を出さずに演奏できます。最大の特徴は「GP Touch Muting System」により、消音時でもアコースティックピアノと変わらない自然なタッチ感が維持される点です。音源にはカワイ最高峰のSK-EXレンダリング音源を採用し、88鍵すべての共鳴音を忠実に再現。操作はスマートフォンアプリ「PianoRemote」で行うため、ピアノ本体の外観をそのまま保てます。

グランドピアノ用アップライトピアノ用
価格(税込)+550,000円+286,000円
後付け不可可能(機種による)

AURES AR2|「音量を調節して自然な響きで弾きたい」ならこちら

ATX4の消音機能をすべて備えたうえで、ピアノの響板そのものをスピーカーとして活用するハイブリッドシステムです。専用の小型加振器が響板を振動させて発音するため、デジタル音源でありながら「生のピアノの響き」として空間に音を届けられます。深夜は完全消音、昼間は音量を抑えて響板で鳴らすといった使い分けも自在。Bluetoothで接続した楽曲をピアノの響板から流してアンサンブル演奏を楽しめる点も、ATX4にはない魅力です。

グランドピアノ用アップライトピアノ用
価格(税込)+770,000円+363,000円
後付け不可不可

ANYTIME ATX3L|コストを抑えたシンプルな消音モデル(アップライト専用)

ATX4より機能を絞り込んだ、アップライトピアノ向けのベーシックな消音システムです。音源はSK-EXとEXの音色を内蔵した「PHI音源」を採用し、19音色・最大同時発音数192音に対応。ATX4ほどの高機能は必要ないが、コストを抑えて消音機能を追加したい方に向いています。アップライトピアノへの後付けが可能なため、すでにお持ちのピアノにも取り付けられます。

価格(税込):209,000円/後付け可能(アップライトのみ)

ANYTIME AK-02|今あるピアノに後付けできる汎用モデル

すでにお持ちのアップライトピアノに後付けできる、汎用性の高いモデルです。光センサーが鍵盤やアクションに直接触れない非接触式のため、タッチへの影響を最小限に抑えられます。専用アプリを使えば128音色から選択でき、Bluetooth 5.1LE対応・録音再生機能も搭載。「今のピアノに消音機能を追加したい」という方に最も手軽な選択肢です。

価格(税込):220,000円(取付費用込み)/後付け可能

どちらを選ぶか迷ったときの判断基準

ATX4AURES
AR2
ATX3LAK-02
完全消音(ヘッドホン)
響板スピーカーで音量調節
アンサンブル演奏
後付け(アップライト)◯*
後付け(グランド)
価格帯最高

*取付可能機種については取扱店までお問い合わせください。

後付けできる?購入前に確認したいポイント

システムによって「購入時にしか選べないもの」と「後付けできるもの」が明確に分かれています。購入前に必ず確認しておきましょう。

購入時のみ選択可能(後付け不可)

  • ATX4(グランドピアノ用)
  • AURES AR2(グランド・アップライト両方)

後付け可能

  • ATX4(アップライトピアノ用)
  • ATX3L(アップライトピアノ用)
  • AK-02(多くのアップライトピアノに対応)

購入前に確認しておきたいポイントは3つです。

① 練習する時間帯と住環境を確認する

夜間や早朝に練習することが多い方、マンションや集合住宅にお住まいの方は消音機能の必要性が高くなります。一方、戸建てで防音室がある場合は不要なケースもあります。

② どのシステムが自分に合うか選ぶ

「完全に音を出さず練習できればいい」という方にはATX4またはATX3L、「ヘッドホンなしで音量を抑えて弾きたい」「響板の自然な鳴りを楽しみたい」という方にはAURES AR2が向いています。すでにアップライトピアノをお持ちで消音機能を追加したい場合はAK-02が最も手軽な選択肢です。

③ 対応モデルを事前に確認する

すべてのカワイピアノに全システムが対応しているわけではありません。希望するピアノのモデルに搭載・取付可能かどうかを、購入前に販売店へ確認しておきましょう。また後付けの場合は取付費用とは別に出張費用が発生するケースもあるため、あわせて確認が必要です。

後悔しないために!カワイの新品ピアノを試弾・購入する際の注意点

カワイのピアノは同じモデルでも個体差があり、購入後に「思っていた音と違った」「費用が想定より高くなった」というケースも少なくありません。高額な買い物だからこそ、事前に押さえておきたい注意点を3つにまとめました。

できれば同じシリーズでも複数台を弾き比べる

ピアノは工業製品でありながら、同じモデルでも音色やタッチに個体差があります。特にアコースティックピアノは木材を使用しているため、響板や弦の状態によって音の表情が微妙に異なります。カタログやスペックだけで判断せず、必ずショールームや楽器店で実際に試弾することが大切です。可能であれば同じシリーズの複数台を弾き比べ、自分の手に馴染むタッチと耳に心地よい音色の一台を選んでください。「弾いてみたら想像と違った」という後悔は、試弾一回で防げます。

直営ショップ等で試弾する際は、事前に予約をすることで希望機種をゆったりと試せる環境を整えてもらえます。

正規取扱楽器店で保証・納品条件を確認する

カワイピアノは正規取扱楽器店または直営店での購入をおすすめします。メーカー保証の適用条件や保証期間、アフターサービスの内容は販売店によって異なる場合があるためです。

購入時に必ず確認しておきたいのは以下の4点です。

  • 保証期間と対象範囲:部品や修理の保証内容を事前に把握しておく
  • 配送・設置料の有無:クレーン使用や階上げが必要な場合は別途費用が発生する
  • 初回調律の対応:アコースティックピアノの初回調律は正規購入であれば無料で受けられる
  • 支払方法とローン条件:カワイ独自の残価設定クレジット(本体価格の30%を据え置き、残り70%を分割払い)など、無理のない購入プランを相談できる

特にShigeru KawaiシリーズはMPAによる専任保守「かかりつけの名医」制度が大きな付加価値のひとつです。正規店を通すことで、このアフターサービスを確実に受けられます。

オンライン購入では設置費用・配送条件・調律の有無を確認する

カワイ公式オンラインショップでは一部のアップライトピアノやアクセサリー類の購入が可能ですが、注意が必要です。オンラインで購入した場合も最寄りのカワイ直営店から連絡が入り、お打ち合わせのうえで納品日が確定する流れになっています。

ただし本体価格が安く見えても、設置条件によって設置費用・搬入費用が別途発生するケースがあります。購入前に必ず確認しておきたいのは以下の点です。

  • 設置費用・搬入費用:階数やエレベーターの有無、クレーン使用の要否によって金額が変わる
  • 配送エリアの条件:居住地域によって対応可否や費用が異なる場合がある
  • 初回調律の対応:調律が購入費用に含まれているか、別途手配が必要かを確認する
  • 保証内容:オンライン購入でも正規保証が適用されるかを事前に確認する

「ピアノは実際に弾いてから買う」が大原則です。オンライン購入はアクセサリーや一部の普及モデルに限定し、本格的なアコースティックピアノは直営店や正規取扱楽器店での試弾・購入を基本とすることをおすすめします。

カワイの新品ピアノを購入する前に、今あるピアノの買取価格を確認しよう

新品ピアノの購入を決める前に、ぜひ一度試してほしいことがあります。それが「今あるピアノの買取価格を確認すること」です。

新品ピアノは本体価格だけでなく、運搬費・調律費・消音機能の追加費用など、トータルで大きな金額になります。そのタイミングで今のピアノを売却できれば、その査定額を新品購入の頭金や差額に充てることができ、予算の幅が大きく広がります。「思ったより高く売れた」という結果になれば、検討していたシリーズのワンランク上のモデルも視野に入るかもしれません。

カワイのピアノはヤマハと並んで国内外で需要のあるブランドです。年式が古くても価値が残っているケースがあります。新品購入の前にまずは査定額を確認してみましょう

カワイピアノの買取実績はこちら

査定は無料で、申し込みから最短即日で結果がわかります。まだ売ることを決めていないという段階でも、価格を知るだけで買い替え計画が一気に具体的になります。

まとめ

カワイのピアノは、柔らかく温かみのある音色の傾向と、炭素繊維入りABS樹脂を用いたアクションによる安定したタッチが特徴です。家庭練習用の定番モデルKシリーズから、カワイ最高峰のShigeru Kawaiまで、目的・予算・設置環境に合わせた幅広いラインナップが揃っています。

シリーズ選びに迷ったときは、この記事で解説した選び方をぜひ参考にしてください。

  • アップライトをまず一台という方には Kシリーズ
  • インテリアとの調和を重視するならインテリアピアノ・Cシリーズ
  • 省スペースでグランドデビューしたい方にはGLシリーズ
  • 本格的な演奏表現を求めるならGXシリーズ
  • 最高峰の音と専任技術サポートを求めるならShigeru Kawai

どのシリーズを選ぶにしても、必ず試弾して「自分の耳と手」で確かめることが最も大切です。同じモデルでも個体差があるため、カワイ直営ショールームや正規取扱楽器店で複数台を弾き比べてから判断することをおすすめします。

ヤマハとカワイどちらにするか最後まで迷っている方は、こちらの比較記事も参考にしてください。

ヤマハとカワイの違いを解説|ピアノ徹底比較

ヤマハ新品ピアノの価格一覧はこちら

この記事を書いた人

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代表取締役社長

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