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このようなピアノの悩みを持った方向けの記事です。
✔思い出のピアノを売却するか悩んでいる
✔売る決意は出来たけど、やっぱり後悔はしないだろうか
上記のような方の為に、ピアノを処分することでできるメリット、デメリットをご紹介しています。
また、売却判断チェックポイントを作りましたので、一つの判断基準の手助けになればと思います。
目次
小さい頃から苦楽を共にしてきたピアノは、簡単に手放すことができない。そういった悲しい、寂しいと言った心情を抱く方は沢山おられますし、そう思う事は当然です。
また、両親からプレゼントされたピアノだった場合は、申し訳ない気持ちも溢れます。
それでも、ピアノのこれからについて考えないといけない瞬間は必ず訪れます。この記事をご覧になって下さっている方は、まさに今がその時なのかもしれません。
まずはピアノを処分するメリットとデメリットから考察していきましょう。
✔部屋のスペースが広がる
✔うまくいけば高額買取にもなる
✔ピアノの音によるご近所さんへの配慮が不必要になる
メリットは、家のスペースが広がることも一つです。ピアノは200㎏以上する重量物で、一度置いた場所から簡単には動かすことが出来ません。ピアノを処分できるとガラッと部屋の感じも変わります。
また、ピアノは20年以上前の年式でも価値がある場合が多く、高額買取してもらえるケースも少なくありません。
✔久しぶりに弾きたいと思ったときに弾けない
✔ピアノを手放してしまった際の気持ちの部分
処分してしまったあとのデメリットとしては、もし弾きたくなった時に弾けない点です。また、思い出深いピアノだった場合、処分後の心情的な部分がデメリットに挙げられます。
簡易的な2つのチェックシートを作成しました。使用頻度と購入年数でどれに該当するかチェックしてみましょう。
▼使用頻度
使用頻度 | |
①使う頻度が週に1回以上 | 所持した方が良い |
②使う頻度が月に1回 | 購入年数によっては売却した方が良い |
③使う頻度が年に一度もない | 売却した方が良い |
▼購入年数
購入年数 | |
①購入後10年以内 | 所持した方が良い |
②購入後10~30年 | 頻度によっては売却した方が良い |
③購入後30年以上 | 売却した方が良い |
上記の「③使う頻度が年に一度もない」「③購入後30年以上」に該当した方は、ピアノを手放しても問題ない人に該当します。
恐らく、この状態でピアノを残している方の理由としては、心情的な部分か、処分の手間を考えると面倒に感じてしまう事が理由だと思います。
使用頻度が②③の方は、買取価格によって判断をするのも一つです。
売り切れない理由が「弾きたくなった時に弾けない」だとします。その場合の対処方法で弊社のお客様からもよくお聞きするのは、アップライトピアノやグランドピアノではなく、より安価で購入できる電子ピアノで代用する方法です。
1年以上使用していない時点で、弾きたくなる可能性は低いですが、もしそうなった時にはグレードを少し下げて購入すれば良い。そのくらいの気持ちを持つと良いでしょう。
大切なのは、現在の使用頻度と未来の使用頻度を冷静に考えてみることです。使わないのであれば、早めに売却することが高価買取に繋がることは揺るぎもない事実です。
基本的に買取価格が付かないピアノになると、自治体の粗大ゴミとして処分する事も難しく(多くの自治体でピアノは処理困難物の扱いです)、不用品回収業者等に依頼する必要があり、3万円以上の処分費用がかかります。万が一があった時に、親族の負担を減らす為にも整理をしておく、そう言った事も頭の片隅においておきましょう。
ただ、決して売却・処分を勧めている訳ではございません。
親からプレゼントしてもらった、親の形見であるなど、そのような場合は無理に売る必要は全くありません。ピアノは簡単に買えるモノではありません。
売るか売らないかの検討に入る前にしてほしいことは、ネットでお持ちのピアノを査定してみることです。金額によってはその判断も変わってくる可能性もありますので、まずは自分のピアノの今の価値を知りましょう。30年以上前のピアノでも10万円の買取価格が付くケースもあります。
当社でも無料でピアノのお見積りを行っております。
以下の記事でヤマハ、カワイの買取価格を詳しく掲載していますので、是非ご参考にしてください。
では、どういった買取業者に査定をお願いするかになってきますが、注意点がございます。多くの買取業者は良心的なお店ですが、一部悪徳と言われる買取業者も存在します。事前の査定では高値を提示し、実際に引き取りに行った際に、クレームをつけて買取価格を下げられると言った事例が国民生活センターに寄せられています。
そのような事が無いように業者選びを行いましょう。ポイントとしてはHP等で会社情報がしっかりとわかる買取業者を選ぶことです。当店ではそのような事は一切ございませんので、もしご興味がございましたらお気軽にご相談ください。以下の記事でも詳しく注意点を掲載しています。
ピアノとの今後を考えないといけない瞬間は必ず来ます。
ピアノとの別れが近づいてきたら沢山のありがとうを伝えましょう。写真に残すのも良いですね。
もし売却された場合、そのピアノはまた新しい人の手に渡ることとなります。どこで自分のピアノが使われているかは、車を売った時と同じでわかりません。それでもどこかで誰かに愛されるピアノとなっていることには違いないでしょう。
この記事を書いた人
東和樹
ピアノワン買取責任者
大切なピアノの最後を気持ちよく迎えられるよう、何よりも丁寧なサポートを心がけて業務を行っております。些細な事でもお気軽にご相談ください。