ピアノ買取で自動演奏や消音装置付きは査定額に響く?
この記事ではピアノ買取で自動演奏や消音装置付きは査定額にどのように影響するかを解説します。
ピアノの消音装置(サイレント)、自動演奏装置とは?
消音装置
消音装置、消音ユニット、サイレントピアノなどと呼ばれるこの機能は、ヘッドホンを通じピアノの音を聞き取る機能です。
元から標準装備されているモデルもあれば、後付けで取り付けることも可能です。
後付け取り付け費用の相場は約25万円となっています。
自動演奏
奏者がいなくても自動で鍵盤やペダルが動き、音を奏でるのでが自動演奏ピアノです。奏者がいなくても生のピアノの演奏を楽しめます。
自動演奏装置に関しては後付けは出来ません。
消音、自動演奏装置付きのピアノの買取価格への影響は?
結論を申し上げますと、消音装置、自動演奏装置付きのピアノだからと言って、買取価格が上がることはありません。
消音装置、自動演奏装置付きのピアノは電子部品を使用しており、一般的に電子部品の寿命は10年程と言われています。20~30年と故障なく使用できるケースもございますが、故障のリスクが高まるのは確実です。こういった背景が買取価格に好影響を与えることのない理由となっています。
減額を避けるための対策は?
消音装置

消音装置の使用に必要なアダプターが無い場合は、減額となる可能性が高いです。ですので、ピアノを使用しなくなったとしてもアダプターは必ず無くさないように管理しておきましょう。
自動演奏装置

自動演奏装置も同じくアダプターは必ず保管しておきましょう。また大きくは影響しませんが、フロッピーも大切に保管されることをおすすめします。
故障している場合の買取価格への影響
また査定時に既に故障している場合は、減額になる可能性が高いです。
取り付ける際は、20万前後の費用がかかりますが、買取時にはほぼプラス材料とならないのが残念な話ではあります。他の電化製品の冷蔵庫や電子レンジを20~30年使い続けるのは難しい事と同様、ピアノの消音、自動演奏装置も電子機器のため仕方ないと言えるでしょう。
弊社も消音装置付きピアノの買取依頼を頂きます。故障をしていても可能な限り減額が少なく済むよう努めていますので、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
代表取締役社長
東 和樹
紹介文
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